最近ニュースでも取り上げられています「乳児ボツリヌス症」ですが、3月末、東京都足立区において、
生後6ヶ月の男児が「乳児ボツリヌス症」と診断され死亡いたしました。
生後4ヶ月ごろから市販のジュースに蜂蜜をまぜたものを1日に二回、約10gを与えられていたそうです。
2月下旬に痙攣、呼吸不全などの神経症状がでて入院。ボツリヌス菌が原因の「乳児ボツリヌス症」と診断され、
3月末に亡くなりました。
乳児、特に1歳未満のお子さんは腸内細菌の種類が大人と違い、消化吸収の機能も未熟なため、腸内で増殖しやすく、
重症化すると呼吸困難や呼吸停止にいたるとのことです。